スマホを振ってタクシーを呼ぼう

 タクシー大手の国際自動車は利用者がスマートフォンを振ると、タクシー乗務員に居場所が伝わるサービスを始めました。

都内は乗客を探して街を走る「流し」のタクシーが多いので、利用者と乗務員がお互いに探しやすくなるものになっています。

 

乗客の利便性を高めて先行する日本交通に対抗するほか、ライドシェア(相乗り)が解禁された場合の対応策としても役立てるようです。

 国際自動車の東京23区と武蔵野市、三鷹市の約3300台を対象に始めました。

 

利用者が専用アプリ「フルクル」をダウンロードしたスマホを振ると、タクシー車内のタブレット端末に居場所が表示されます。

 乗務員はその情報を基に利用者が多いと思われる場所に向かうが、

強制はせず、タクシーの数が多かったり、

自分より利用者に近い場所にタクシーがいる場合などは向かわないという選択もできるそうです。

 

 利用者のスマホには周囲約500メートルにいる空車タクシーの場所を地図で表示され、

タクシーが利用者から150メートルまで近づいたらスマホにバイブレーションで知らせるそうです。

夜間は「タクシーを呼び止める」のボタンを押すとスマホ画面が明滅して乗務員から見つけやすくなります。

 

配車アプリは特定のタクシーに依頼しているため、他社のタクシーが目の前を通っても待つ必要がありますが、

フルクルは一般的な配車アプリと異なり配車契約を結ばないため、

待っている間に先に来た他社のタクシーに乗っても構わず、迎車料金もかからないそうです。

 

 フルクルを使ってもタクシーがつかまりにくい場合も想定し、迎車料金が必要な通常の配車アプリの提供も始めました。

スマホで出発地と到着地を指定すると、タクシーが迎えに来るそうです。

アプリは単独で提供するほか、両アプリをダウンロードすればフルクルの画面から移行もできます。