【買い物に相乗りタクシー】 交通手段ない高齢者支援 群馬県

 日々の買い物が難しい高齢者を支援しようと、渋川市社会福祉協議会は、4人1組でタクシーに相乗りしてもらい、

それぞれの自宅からスーパーマーケットまで往復する事業を始めるそうです。

事業の名称は「ささえあい買い物事業 あいのり」。

 

試験運行を行っている市南部の豊秋地区で来年3月にスタートし、3年以内に市内全域へと広げる。

 

 

交通手段がないなど、買い物に困っている75歳以上の高齢者が対象で、事前に市社協に利用を申し込みます。

市社協はこの中から、一緒に乗る4人を選び、月2回、指定された曜日にタクシーがそれぞれの自宅まで迎えにきて、

市内のスーパー「とりせん」へ乗せていく。

 買い物は、午後2~3時の1時間以内に行い、帰りは別のタクシーが、駐車場内の専用乗り場から自宅へ送るそうです。

 利用者は、自宅から店舗までの距離に応じた料金を支払い、

2キロ以内が1回500円で、500メートル増えるごとに100円加算されるそうです。

 

 市社協は地域の課題について、無作為に選んだ3000人にアンケートを行ったり、地区別の懇談会で高齢者の意見を聞いたりしてきた。

その中で、「買い物に行きたいが、交通手段がない」という悩みが最も多かったそうです。

 このため、市社協は「買い物弱者」の支援策として、タクシーを活用し、料金を低額に抑えられる事業を考案した。

今月から豊秋地区で試験運行を実施。78~94歳の計8人が利用しているそうです。

 

 市社協の登坂将志・生活支援課長は「孤立しがちな高齢者が同じタクシーで買い物に行くことで、交流が生まれる。

タクシーや店を利用する機会が増え、地域の活性化にもつながる」としている。

今後、とりせん以外の店舗にも参加を呼びかけていく方針だそうです。