【高齢者も楽々タクシー配車】県立大がアプリ開発 熊本
高齢ドライバーの免許証自主返納を促そうと、
熊本南署が20日、熊本県立大学と共同開発したスマートフォン用のタクシー配車アプリ「タクシニア」を公開しました。
このシステムは、ボタン一つでタクシーを呼び、割引料金で利用できる仕組みだそうです。
「タクシニア」は無料でダウンロードでき、
名前や携帯電話番号を登録し、画面の「呼ぶ」ボタンを押すと、
携帯端末の位置情報を利用してタクシー会社に連絡が行くそうです。
タクシー会社は利用者に電話をして居場所を確認し配車するという仕組みになっています。
開発したのは、熊本県立大総合管理学部の研究室でアプリ開発を学ぶグループ。
運転免許証返納後の交通手段を確保して返納を促し、
高齢者による事故を減らそうと、昨年5月に南署が依頼したそうです。
完成後、タクシー会社の協力を得て実証実験を続けていました。