タクシードライバーの勤務時間

タクシードライバーは一体いつ休んでいるのか、疑問に感じる方は多いのではないでしょうか。
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まず1つ目は、タクシーの稼働率を上げるためにもっとも主流な「隔日勤務」という勤務体系です。 通称「隔勤(かっきん)」と呼ばれ、タクシードライバーのほとんどはこの勤務体系で働いています。
細かくはタクシー会社によって異なりますが、「隔日勤務」は大体朝8時頃から夜中2時頃まで勤務することになり、 合計18時間のうち3時間、自由な時間に休憩を取ることができます。 勤務が終わるとその日は終日お休み(明番と呼びます)となります。 明番と公休日を組み合わせて連休を取ることもできるので、「隔日勤務」は自分の時間を取りやすいと人気の勤務体系です。
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2つ目は、「昼勤務」です。 こちらは、一般的なサラリーマンと同じように昼間を中心に働く体系です。 一般的には、朝7時から夕方16時までの勤務、もしくは朝8時から夕方17時までの勤務です。 「昼勤務」は女性や高齢者のドライバーに好まれる勤務体系ですが、こちらの勤務体系を採用しているタクシー会社はあまり多くありません。
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3つ目は、「夜日勤」です。 細かくはタクシー会社によって異なりますが、一般的には夕方17時から夜中2時まで勤務することになります。 深夜時間なので、終電を逃したお客様やお酒を飲んだあとのお客様が多くなります。 深夜割増料金がつくので、「昼勤務」に比べると「夜日勤」の方が、売上が上げやすくて稼ぎやすいという特徴があります。 ただし、昼日勤同様、こちらの勤務体系を採用しているタクシー会社はあまり多くありません。